川楝子(センレンシ)

生薬種類

駆虫薬および鎮痛薬として用いられ、回虫による腹痛、あるいはストレス性の腹痛に効果があります

概要

  • 基原(センダン科:トウセンダンの成熟果実)
  • 学名(Melia azedarach)
  • 別名(楝木、雲見草、唐変木、楝、樗)
  • 産地(中国)
  • 成分(トリテルペノイドなど)
  • 薬効(理気作用、止痛作用、駆虫作用)

用途

  • お腹が張ったような痛みや脇の痛み、回虫による腹痛などに用いられます。

性質

  • 四気…寒
  • 帰経…肝、小腸、胃、膀胱
  • 五味…苦

禁忌

脾胃虚寒証には禁忌です。

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


使われている漢方薬一覧

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