玄参(ゲンジン)

生薬種類

胸部の煩悶感を除き、不眠を改善する効果があります

概要

  • 基原(ゴマノハグサ科:ゲンジンの根)
  • 学名(Scrophularia ningpoensis)
  • 別名( ー )
  • 産地(中国、韓国)
  • 成分(イリドイド配糖体など)
  • 薬効(滋陰作用、清熱作用、除煩作用、解毒作用)

用途

  • 身体のほてり、口渇、煩躁、のどの腫れ、不眠、自汗・寝汗鼻炎、腫れ物、便秘に用います。

性質

  • 四気…寒
  • 帰経…肺、胃、腎
  • 五味…苦、鹹

禁忌

脾胃に湿のある者や脾が衰弱して軟便の者は禁忌です。

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


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