桃仁(トウニン)

生薬種類

月経障害、腹部腫瘤、下腹部痛、神経痛、打撲傷、内臓の化膿症、便秘などに効果があります

概要

  • 基原(バラ科:モモ、ノモモなどの成熟種子)
  • 学名(Prunus persica Batsch.)
  • 別名(光桃仁、桃仁泥)
  • 産地(日本、中国)
  • 成分(青酸配糖体、酵素、蛋白質、脂質類など)
  • 薬効(月経調整作用、活血作用、排膿作用、潤腸作用)

用途

  • 瘀血による月経障害や疼痛に用います。
  • 内臓の化膿性疾患に用います。
  • 腸燥便秘に用います。

性質

  • 四気…平
  • 帰経…心、肝、大腸
  • 五味…苦、甘

禁忌

瘀血がないものや泥状便の方には禁忌です。

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


使われている漢方薬一覧

コメント

タイトルとURLをコピーしました