天南星(テンナンショウ)

生薬種類

眩暈、麻痺、痙攣、ひきつけなどに効果があります

概要

  • 基原(サトイモ科:テンナンショウ属植物、その他同属植物の塊茎)
  • 学名(Arisaema Mart.)
  • 別名(南星、虎掌、蝮草)
  • 産地(中国)
  • 成分(でんぷん、シュウ酸カルシウムなど)
  • 薬効(鎮痙作用、去痰作用)

用途

  • 痰が多く、胸部苦悶感のあるときに用います。
  • 意識障害や麻痺、神経痛、筋肉痛などの症状に用います。

性質

  • 四気…温
  • 帰経…肺、肝、脾
  • 五味…苦、辛

禁忌

燥烈有毒で傷陰堕胎しやすいので、熱極生風・血虛生風・陰虚咳嗽および妊婦には禁忌です。

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


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