釣藤鈎(チョトウコウ)

生薬種類

平肝、止痙などの効能があり、高血圧に伴う症状や興奮、痙攣、めまい、不眠などに効果があります

概要

  • 基原(アカネ科:カギカズラの鈎刺のある茎枝)
  • 学名(UNCARIAE UNCIS CUM RAMULUS)
  • 別名(釣藤、鈎鈎)
  • 産地(中国)
  • 成分(アルカロイド、フェニルプロパノイド、カテキン類、タンニン類など)
  • 薬効(鎮静作用、鎮痙作用、解熱作用)

用途

  • 精神の興奮やストレスなどによるひきつけ、痙攣、高血圧の頭痛、めまいなどに用いる。

性質

  • 四気…寒
  • 帰経…肝、心
  • 五味…苦

禁忌

目立ったものはなし

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


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