解表・理気・解魚毒・安胎の効能があり、感冒や咳嗽、喘息、腹満、流早産、魚毒による症状などに効果があります
概要
- 基原（シソ科：シソまたはその他近縁植物の葉で、ときに枝先を混じります）
- 学名（Perilla frutescens var. crispa）
- 別名（紫蘇葉、紫蘇）
- 産地（日本、中国）
- 成分（モノテルペノイド、フェニルプロパノイド、赤紫色素など）
- 薬効（発汗作用、理気作用、解毒作用、鎮咳作用）
用途
- 感冒とくに胃腸型の感冒に用います。
- 心身症、神経症の諸症状に用います。
- 魚介類による食中毒や蕁麻疹に用います。
- 妊娠中毒症、胎動不安などに用います。
性質
- 四気…温
- 帰経…肺、脾、胃
- 五味…辛
禁忌
辛散耗気するので、気虛・表虚には禁忌です。
※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。
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