通経、浄血、鎮痛薬として月経不順、月経痛、神経痛、諸種の腹痛などに効果があります
概要
- 基原(カヤツリグサ科:ハマスゲの塊状に肥大した根茎)
- 学名(Cyperus rotundus)
- 別名(香附、莎草、浜菅)
- 産地(日本、中国、韓国)
- 成分(セスキテルペノイドなど)
- 薬効(理気作用、鎮痛作用、月経調整作用)
用途
- 頭痛や筋肉痛、腹痛などさまざまな痛みに用います。
- 気が塞がったり、イライラしたり、胃腸機能が悪いときに用います。
- 月経不順や月経痛に用います。
性質
- 四気…平
- 帰経…肝、三焦
- 五味…辛、微苦
禁忌
芳香辛散ですから、単独で用いたり多量・長期に使用すると、気血を耗損する恐れがあり、気虚無滞・陰虚血熱には禁忌です。
※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。
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