紅花(コウカ/ベニバナ)

生薬種類

活血・通経・祛瘀・止痛の効能があり、月経異常や腹部のしこり、打撲症、脳血管障害、瘀血による痛みなどに効果があります

概要

  • 基原(キク科:ベニバナの管状花)
  • 学名(Carthamus tinctorius L.)
  • 別名(紅藍花、臙脂花、ホンファ、サフラワー、最上紅、末摘花、韓呉藍)
  • 産地(日本、中国、エジプト、インド、インドネシア、アメリカ、オーストラリア)
  • 成分(紅色色素、黄色色素、脂質類など)
  • 薬効(月経調整作用、活血作用、鎮痛作用、化瘀作用)

用途

  • さまざまな瘀血による症状に用います。
  • 打撲や外傷、やけど、腫れ物などに用います。

性質

  • 四気…温
  • 帰経…心、肝
  • 五味…辛

禁忌

妊婦・月経過多の方、出血傾向があり瘀滞がみられない場合、過量の摂取は禁忌です。

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


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