桂皮(ケイヒ)

生薬種類

主として体の下から上のほうへつき上げてくるような症状を治していきます

概要

  • 基原(クスノキ科:ケイの幹皮)
  • 学名(Cinnamomum cassia)
  • 別名(シナモン)
  • 産地(中国、ベトナム)
  • 成分(フェニルプロパノイド、クマリン類、タンニン類など)
  • 薬効(発汗作用、発散作用、健胃作用、のぼせを治す作用、鎮痛作用、解熱作用)

用途

  • 一般的な風邪や関節炎など外寒の症状に用います。
  • 狭心症などさまざまな心臓疾患に用います。
  • 寒に関連する腹痛や月経痛に用います。

性質

  • 四気…温
  • 帰経…心、脾、肺、膀胱
  • 五味…辛

禁忌

発熱時、実熱あるいは実火の症状がある場合、また妊婦には禁忌です。

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


使われている漢方薬一覧

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