茶葉(チャヨウ)

生薬種類

上焦の欝熱を清し除火除煩し、祛風解暑・清爽頭目・解毒止痢・除痰利水・生津止渇・消食除膩・提神醒睡などの効能があります

概要

  • 基原(ツバキ科:チャノキの葉で、しばしば枝先を伴う)
  • 学名(Camellia sinensis O. Kuntze)
  • 別名(緑茶、紅茶)
  • 産地(日本、中国、ケニア、トルコ、スリランカ、インド)
  • 成分(カテキン類、タンニン類、アミノ酸など)
  • 薬効(祛風・清爽頭目作用、清熱降火・解暑作用、解熱毒・止痢作用、利水作用)

用途

  • 頭痛、多眠、目のくらみなどに用いる。

性質

  • 四気…涼
  • 帰経…肝、心、脾、胃、肺、腎
  • 五味…苦、微甘

禁忌

不眠・動悸・悪心・めまい・耳鳴・目がかすむなどの不快な症状をひきおこすため、過量摂取は禁忌です。

※上記の場合は使用を避けるか、医師・薬剤師に相談することを推奨します。


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