漢方って効くの?

漢方知識

体質によって変わる「証」とは?

「証」とは、東洋医学で心身の状態を示すものさしのことです。
分類だけで見ると多くの分け方がありますが、よく使われるものは「実証」と「虚証」です。
また、実証と虚証できっぱり分かれるのではなく、その間には「中間証」もある。
この「実証・虚証」はその人の体力や外見によって決まってくる。

実証 虚証
筋肉質 華奢
声が大きい 声が小さい
疲れにくい 疲れやすい
血色がいい 血色が悪い
汗をかきやすい 汗をかきにくい
肌艶がいい 肌が荒れやすい
元気があまっている 元気があまりない

それぞれ分かり易い特徴を上げましたが、実証に関しては筋肉質な特徴があることからスポーツ選手などに多い傾向にあります。

この実証と虚証の違いから、漢方は効きにくいといわれることになっていたりもする。
そのため、しっかり専門の医師の処方などが効きやすい漢方を選ぶうえで重要になってくる。

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