鹿茸大補湯(ロクジョウダイホトウ)

漢方種類

こんな方に

疲労倦怠、食欲不振などで栄養状態が低下した方

作用

疲れやすい方の食欲や疲労を改善します。

適応証

虚証(虚弱)、寒証(冷え)、燥証(乾燥)

効能

体力虚弱で、貧血、食欲不振を呈するものの諸症

補血、健胃強壮、食欲増進、疲労回復、神経痛、関節炎、肩こり、冷え症

用法・用量

通常、成人1日18錠を3回に分割し、食前(食事の30分~1時間前)又は食間(食事の間2時間程度)の胃に物が入っていないときに飲む。

構成する生薬

鹿茸(ロクジョウ)、人参(ニンジン)、肉蓯蓉(ニクジュヨウ)、地黄(ジオウ)、杜仲(トチュウ)、芍薬(シャクヤク)、白朮(ビャクジュツ)、当帰(トウキ)、石斛(セッコク)、五味子(ゴミシ)、半夏(ハンゲ)、黄耆(オウギ)、茯苓(ブクリョウ)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)、附子(ブシ)

注意

1.次の項目に当てはまる人は医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人
(4)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人

2.副作用が出た場合には直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

軽度の副作用として、発疹・発赤、かゆみ、動悸、のぼせ、ほてり、口唇・舌のしびれ

漢方を購入する方

錠剤タイプ


  • 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
  • すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
  • 症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。

参照:厚生労働省「一般用漢方製剤製造販売承認基準について」

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