こんな方に
体力のない方
作用
体の熱や炎症をひき、また神経の疲れをいやして、心と体の状態を改善します。
適応証
中間~虚証(体力中等度以下)、胸脇苦満(肋骨下部の張り)、気上衝(のぼせ・イライラ・緊張・不安)
効能
体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせ、頭部の発汗、口の乾きがあるものの次の諸症
更年期障害、血の道症注)、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎
注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
用法・用量
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前(食事の30分~1時間前)又は食間(食事の間2時間程度)の胃に物が入っていないときに飲む。
構成する生薬
柴胡(サイコ)、桂皮(ケイヒ)、乾姜(カンキョウ)、黄芩(オウゴン)、牡蛎(ボレイ)、栝楼根(カロコン)、甘草(カンゾウ)
注意
1.次の項目に当てはまる人は医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)高齢者
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
2.副作用が出た場合には直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
軽度の副作用として、発疹、発赤、かゆみ、胃の不快感、食欲不振、軽い吐き気、肝機能の異常
重度の副作用として、間質性肺炎、偽アルドステロン症、肝臓の重い症状
漢方を購入する方
顆粒タイプ
錠剤タイプ
煎じ薬タイプ
- 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
- すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
- 症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
コメント