生薬種類 防已(ボウイ) 防已はツヅラフジ科:オオツヅラフジのつる性の茎及び根茎を基原としており、神経痛、関節炎のむくみなどに作用があります。大苦辛寒で胃気を傷(やぶ)りやすいので、体弱・陰虚・胃弱には禁忌です。 2022.06.05 生薬種類
生薬種類 附子(ブシ) 附子はキンポウゲ科:カラトリカブト、その他の同属植物の子根を基原としており、弱くなった程度でなく、ひどくなった新陳代謝機能失調の回復をなす作用があります。陰虚内熱・妊婦には禁忌です。 2022.06.05 生薬種類
生薬種類 茯苓(ブクリョウ) 茯苓はサルノコシカケ科:マツホドの外層を除いた菌核を基原としており、むくみをはじめ、食欲不振や下痢、胃腸虚弱、動悸や不眠などの症状に作用があります。尿量が多いときには禁忌です。 2022.06.05 生薬種類
生薬種類 檳榔子(ビンロウジ) 檳榔子はヤシ科:ビンロウジュの成熟種子を基原としており、降気破滞・通行導滞・利水化湿の効能をもち、さらに殺虫・截瘧に働く作用があります。耗気降気するので、気虚下陥には禁忌です。 2022.06.05 生薬種類
生薬種類 枇杷葉(ビワヨウ) 枇杷葉はバラ科:ビワの葉裏の毛茸を除いた葉を基原としており飲食の不摂生による激しい嘔吐や炎症、感染に伴う咳嗽に作用があります。寒咳や胃寒嘔噦には禁忌です。 2022.06.05 生薬種類
生薬種類 白芷(ビャクシ) 白芷はセリ科:ヨロイグサの根を基原としており、頭痛のときの代表的な生薬として作用します。辛散温燥により耗血散気しやすいので、陰虚火旺には禁忌です。 2022.06.05 生薬種類
生薬種類 百合(ビャクゴウ/ユリ) 百合はユリ科:ユリ属植物、その他多種の同属植物の鱗茎の鱗片を基原としており、鼻・のど・気管支・皮膚の乾燥、(慢性的な)空咳、痰が粘っこくて少ない、粘膜が乾燥するので血痰がでる、などの状態を治す作用があります。寒潤であるから、風寒咳嗽・中寒便溏には禁忌です。 2022.06.04 生薬種類
生薬種類 半夏(ハンゲ) 半夏はサトイモ科:カラスビシャクの塊茎の外皮を除去したものを基原としており、胃内停水があり、その上逆による悪心、嘔吐、咳そ、心悸、目眩、頭痛、急性胃カタル、咽喉腫痛、不眠症等に作用があります。辛散温燥であるから、陰虛の燥咳・傷津の口渇・出血には禁忌です。 2022.06.04 生薬種類
生薬種類 麦門冬(バクモンドウ) 麦門冬はユリ科:ジャノヒゲの根の膨大部を基原としており、胃や心臓の虚弱からのキツイのぼせを下げる作用があります。寒性で潤なので、外感風寒や痰飲湿濁による咳嗽・脾胃虚寒の泄瀉には、禁忌です。 2022.06.04 生薬種類